こんにちは、糖尿ボーイです。
糖尿病ストーリーの5回目となります。
今回は、検査入院で出会った僕の師匠のおはなしとお正月についてです。
お正月といえば、初日の出ですか?初詣ですか?書初めですか?
いろいろありますよね。
僕にも来たんです。まさかのおせち料理が!!
入院中に食べられるとは思いませんでしたよ。
今回は、僕の師匠についてのおはなしです。
糖尿病との付き合い方について教えてもらったというお話です。
それでは、はじめます。
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2016年1月1日
あけましておめでとうございます。
そうです。病院で年を越しました。
この年もしっかりと、ジャニーズカウントダウンで新年を迎えましたよ。
年が明けてもやることは変わらずに血糖コントロールです。
変わったことと言えば、同じ病室にいた人と話すようになったことです。
ここで、この人のことをできる範囲で紹介します。
この人のことは、師匠と呼びましょう。
歳は、当時41歳
見た目は、パンク系?ハードロックな感じです。顔にピアスが沢山。
家族と離れて単身赴任でIT系の仕事をしているそうです。(フリーか社長さんです。)
糖尿病とは長い付き合いのようで、おそらく1型だと思います。
細身ですねぇ。というかガリガリに達するレベルです。
はっきりいって、見た目はきついので、普段の生活をしていたら話しかけることはないタイプの人でした。
では、なぜ師匠とまで呼ぶ仲になったのか。
それは、私が低血糖を連発していたからです。
入院中なので、食後の血糖測定の時間は同じです。
その時に、師匠も血糖値の乱高下は激しかったのですが、僕の場合は、低血糖なので看護師さんが応急処置的にグルコレスキュー(ブドウ糖摂取)してくれます。
毎回そんなことをやっていたので、興味が湧いたそうです。
ちなみに、師匠は僕の体系がやせ型だったから、自分と同じような境遇のため、これから話すような様々なことを教えてくれました。
不摂生タイプの糖尿病の場合は、自業自得なのでここまで教えたりはしないと言っていました。
ここで、師匠から教わったことを一部まとめてみます。
- インスリン注射はトイレでやらない。
- 自分の使う薬は理解する。
- 自己管理ノートではなく、スマホアプリで血糖測定を管理する。
- インスリンや注射針、計測チップなどの携帯方法。
- この病院の通院時におすすめの薬局(大学病院近くは激込みなので)
などなど、キリがありません。
ひとつひとつ解説しても良いのですが、とりあえずここでは僕の重要だと思うことを一つだけ。
- インスリン注射はトイレでやらない。
僕も先入観で刷り込まれていたのです。
特に外食などの際に、食事の席で注射をする場合に周りに迷惑になると思い、トイレなど個室で注射をしたほうが良い。
・・・と勝手に思い込んでいました。
僕が師匠にトイレで隠れて(人目を避けて)注射したほうが良いか聞いたところ
「なぜ、君が隠れる必要があるのか?やましいことなどあるのか?」
そして、さらに師匠は、
「トイレで注射するのは、感染症(綺麗な環境ではないでしょ?)のリスクが高い、トイレのドアノブを触ったりするだろう? なぜ自分から感染症のリスクを高める必要があるんだ?」
「堂々と注射をしなさい。ただ、周りに注射が苦手な人や気にする人はいるだろうから、自分の病気のことをしっかりと伝えたり、説明したり、そういうところに気を使う必要はあるよ。」
この言葉で僕は、糖尿病に引け目を感じたり、隠すことのないことなんだと考え方が変わりました。
このようなことを師匠からたくさん学んだことで、僕は糖尿病をオープンにして引け目を感じずに生きることができています。
もういっそ、自分の糖尿病をネタにしているくらいにしています。僕はそれくらいがちょうど良いと思っています。
ただし、誰かれかまわず自分が病気だと伝えるわけではないですけどね。
師匠のはなしは、たくさんしたいのですが、お正月の話も忘れてはいけませんでした。
ということで、はいこちらをどうぞ!
おせちですねー。豪華でしょ。すごいでしょ。
だから、病院で過ごすお正月だって、幸せだもんね!(^^♪
ま、この後は食前に打ったインスリン5単位で、もはや恒例の低血糖になるんですけどねー。
ってことで、今回はこの辺にしておこうかと思います。
今回は写真を載せるのに初挑戦。
色々ブログの機能を充実させるように頑張ります。
また、次回もよろしくお願いいたします。
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次回は、こんどこそ、怒涛の検査ラッシュの話ができたら良いなと思っています。
この流れ何回目だろう。計画性のない男ですね。
それでは!!