糖尿病と退院

こんにちは、糖尿ボーイです。

糖尿病ストーリーの8回目となります。

今回は、とうとう退院です。

師匠との別れ、入院費用のお支払いについてのはなし。

 

それでは、はじめます。

  *******************************

 長いようで短かった入院生活もいよいよ終わりとなりました。

沢山の事を教えてくれた師匠ともお別れです。

師匠にお別れの挨拶をすると、せんべつの品としてスマートウォッチをいただきました。

これは血圧や心拍、歩数などをアプリと連携して計測するための物です。

僕の退院に合わせて、わざわざ外出届を出して取りに行ってくれたそうです。

なんて優しいんでしょう。(>_<)

でも師匠とは、あえて連絡先の交換はしませんでした。

この病院に通院している限り、再会のチャンスはあるので、その時改めて連絡先交換をしようということになりました。

混雑していない穴場の薬局も教えてもらいましたしね。

お互い生きていれば必ず会える!!

 

さて、退院する為には、お支払いが必要です。

みなさんも入院中に各種お手続きしておきましょう。

高額医療費控除(あってるかな?)や加入している保険会社への連絡。

僕は20代前半で生命保険や医療保険に入っていました。

この時も、これを書いている38歳の今もIT系のお仕事ですが

保険に入ったのは社会人になったばっかの電気工事関係の仕事でした。

体が資本の仕事だったので若い時から保険に加入していました。

安~いプランですけどね。

でも、この時に入っておいて大正解です。(入ってすぐ盲腸で入院したりしてたし・・)

糖尿病を発病した後だと、入れる保険がかなり限定されるというか高額になる。

保険については、人それぞれ考え方はあると思いますが僕自身若いうちに入っておいて

助かっているので入っておいたほうが良いと思っています。

この入院でも控除や保険もあって、入院費は払ってもお釣りが来ちゃいました。

単純に嬉しい。(⌒▽⌒)

 

 

ということで、病院を無事卒業しました。

さぁ、新しい生活の始まりです。

食生活や運動療法、会社への勤務時間の調整などなど、これからやらなければならないことは山積みです。

でもまず何よりも先にこの1年も住んでいない新居にもおさらばして、すべてをスッキリさせていくんだ!!

負けてたまるか!

僕の人生はここからはじまる。

糖尿病なんかに負けてたまるか。

生きて、幸せになってやるんだからな!

 

 *******************************

 

さいごは少しグダグダになってしまったかな?

この糖尿病ストーリーもちょこちょこ修正するかもしれないな、こりゃぁ。

でも、ここまで読んでくれた方はざっくりと僕がどのように糖尿病という病気になった過程がわかってもらえたと思います。

もし、こんなことが知りたいとかあれば、コメントください。

 では、今回はここまでありがとうございました。

糖尿病とミトコンドリア

こんにちは、糖尿ボーイです。

糖尿病ストーリーの7回目となります。

今回は、検査結果から今後の話を先生としたことについてのおはなしです。

結果から先に言ってしまうと、検査しても1型か2型かはっきりしないっていうはなし。 ( ̄Д ̄)ノ

 

それでは、はじめます。

 

 *******************************

入院生活もクライマックスを迎えて、インスリン注射での治療や単位数もある程度固まってきたところで、担当の先生と検査結果や今後について話をしました。

 

この時のメモが、どこかにいってしまったのでうまく記載できないのですが、最初に記載した通り、原因はわかりません。ということ。

可能性の話であれば、「ミトコンドリア糖尿病」かもしれない。

その場合、遺伝子検査などをして検査を重ねないと正確なことがわからない。そして、その検査には結構なお金がかかること、さらにいうと、その結果がわかったところで治療方法が変わるわけではない。

ちなみに、僕の母親(糖尿マザー)は糖尿病(2型)なので、たしかに遺伝の可能性もある。

この話し合いには糖尿マザーも参加していて、自分のせいで息子が糖尿病になったかもしれないと言われてけっこう、落ち込んでしまいました。

そんなんこんなもあり、結局1型だろうが、2型だろうがミトコンドリア糖尿病だろうが治療方法が変わるわけではないし、このまま治療を続けて様子を見ていきましょう。ってことになりました。(T_T)

 

こうして、2週間に渡って検査入院した結果は少し肩透かしされた感ですが、治療方法が決まったり、新しい生活様式の準備もできたので、いよいよ社会復帰です。

 

ちなみに、この病院では糖尿病患者向けに講習会(勉強会)が開催されていて「糖尿病とは?」や「三大合併症」などについての講習がありました。

2~3時間くらいやりましたね。教授が教壇に立って話してくれました。

僕も参加したのですが、この講習の内容はすでに師匠から教わっていたことばかりでした。しかし、僕みたいにたまたま師匠みたいな人から糖尿病について教えてもらう機会がない人、初めて糖尿病と向かい合うことになる人にはとても良い講習会だと思いました。

こういった講習会や、糖尿病の方たちがあつまる会は定期的に開催しているようです。

この会の名前記載してもいいのですが、載せていいのか判断つかないので伏せておきます。(>_<)

 

 

さて、いよいよ退院の時が近づいてきます。

僕の気持としては、世の中の食べ物よ、しっかりと見極めさせてもらうよ。この検査入院の期間で培った糖類を見抜く力でな!( ̄^ ̄)

みたいな、そんな感情です。

ここから、第二の人生が始まる。強く生きていかなければとそんなことを考えていました。

 

 

ということで、今回はこのあたりまでにしておこうと思います。

次回は糖尿病生活のまとめをしていこうと思います。

 *******************************

 

次回は、

いよいよ退院。さようなら師匠。まってろ現代社会です。

それでは!!

 

糖尿病とアレの我慢

こんにちは、糖尿ボーイです。

糖尿病ストーリーの6回目となります。

今回は、先生方の年も明けて本格的に始まった検査についてのおはなしです。

今更検査って何よ?って思うでしょう?

この検査入院の中でもっとも、心に残った検査。

名づけて!!

軟禁尿検24時! ( ̄^ ̄)

こんなはなしをしていこうと思います。

 

それでは、はじめます。

*******************************

2016年1月

年も明けてお正月気分も抜けきらない頃、僕はやっと自分の担当の先生と会うことになります。

長かったなぁー。(´ー`)

そして、再開したら、もうすごいです。

検査の嵐でした。

心電図やX線検査、血液検査そして血糖測定

ちなみに、その時の血糖測定のスケジュール出てきました。

 

f:id:tonyoboy:20200831224223j:plain

この時間の合間に、次から次へと各種検査が入ってきますので、

プライベートな時間や寝てる時間なんてないんですよー。(^O^)/ 

 

そして、何よりも辛かったのが尿検査です。

24時間かけて、毎回の尿を溜めていくという検査だったのですが、どうやら調べたところ、蓄尿検査というみたいです。

何が辛いかというと、毎回尿を取るので同じトイレに行かなきゃ行けないんですよ。

嬉しいことに、僕にもお見舞いに来てくれる友達がいました。

そして、蓄尿検査の日にも何組か来てくれたんです。

入院していた病院は、かなり大きな病院でした。僕は、お見舞いに来てくれる人と会う時は、自分の病室ではなく、休憩所等で会っていました。

その休憩所までが、エレベーターに乗って移動したりとなかなかに遠い。(/・ω・)/

ただでさえ、元気認定されて病室自体が奥まったところにあるので、移動も一苦労です。

休憩所に行くこと自体は、良いんですが、この時の僕は水分を多く取るようにしていたのでトイレにすぐ行きたくなるんですよ。

エレベーター渋滞でも起ころうものなら、絶望です。我慢の限界の検査です。(^o^)

 

 

こんな、検査をしながら毎日過ごしていました。

当初の目的である、僕のインスリンの分泌に合わせたインスリンの単位を調べるということですが、インスリン注射だけではなく、飲み薬での血糖コントールにも挑戦していました。(赤字で飲み薬って記載しました。)

結果的には、注射での治療をすることになりましたが、以下に今回の検査入院期間全ての計測結果(自分で測ったもの)を載せます。

  

  血糖値
朝食前
インスリン
単位(朝)
血糖値
昼食前
インスリン
単位(昼)
血糖値
夕食前
インスリン
単位(夕)
血糖値
夕食後
12月28日 - - 148 - 118 - 237
12月29日 129 - 206 - 111 - 263
12月30日 129 - 161 - 126 4 181
12月31日 127 4 85 2 107 4 247
1月1日 109 4 208 2 97 5 204
1月2日 118 3 248 - 119 6 108
1月3日 99 5 136 - 102 6 105
1月4日 87 - 76 - 129 6 82
1月5日 92 飲み薬 155 - 113 飲み薬 177
1月6日 104 飲み薬 231 - 100 飲み薬 172
1月7日 93 5 55(128) - 140 5 58
1月8日 87 5 89 - 89 5 60(90)
1月9日 80 5 135 - 71 4 178
1月10日 85 4 110 - 105 4 122

 

 後半にかけて、低血糖も少なくなりました。

そして、僕に適したインスリン単位の値は・・・

朝 2単位

夜 4~5単位

 これで、落ち着きました! \(^o^)/

 

こうして、無事に僕の単位数も決まり、低血糖の対応も経験することができました。

 

 

ということで、今回はこのあたりまでにしておこうと思います。

そろそろ、退院が見えてきました。

また、次回もよろしくお願いいたします。

*******************************

 

次回は、各種検査の荒波を超えた僕と退院後の生活や糖尿病との闘病について、

お話をする回にしようかと思います。

それでは!!

 

糖尿病の年明けと師匠

こんにちは、糖尿ボーイです。

糖尿病ストーリーの5回目となります。

今回は、検査入院で出会った僕の師匠のおはなしとお正月についてです。

お正月といえば、初日の出ですか?初詣ですか?書初めですか?

いろいろありますよね。

僕にも来たんです。まさかのおせち料理が!!

入院中に食べられるとは思いませんでしたよ。

今回は、僕の師匠についてのおはなしです。

糖尿病との付き合い方について教えてもらったというお話です。

 

それでは、はじめます。

*******************************

2016年1月1日

あけましておめでとうございます。

そうです。病院で年を越しました。

この年もしっかりと、ジャニーズカウントダウンで新年を迎えましたよ。

 

年が明けてもやることは変わらずに血糖コントロールです。

変わったことと言えば、同じ病室にいた人と話すようになったことです。

 

ここで、この人のことをできる範囲で紹介します。

この人のことは、師匠と呼びましょう。

歳は、当時41歳

見た目は、パンク系?ハードロックな感じです。顔にピアスが沢山。

家族と離れて単身赴任でIT系の仕事をしているそうです。(フリーか社長さんです。)

糖尿病とは長い付き合いのようで、おそらく1型だと思います。

細身ですねぇ。というかガリガリに達するレベルです。

 

はっきりいって、見た目はきついので、普段の生活をしていたら話しかけることはないタイプの人でした。

では、なぜ師匠とまで呼ぶ仲になったのか。

それは、私が低血糖を連発していたからです。

入院中なので、食後の血糖測定の時間は同じです。

その時に、師匠も血糖値の乱高下は激しかったのですが、僕の場合は、低血糖なので看護師さんが応急処置的にグルコレスキュー(ブドウ糖摂取)してくれます。

毎回そんなことをやっていたので、興味が湧いたそうです。

ちなみに、師匠は僕の体系がやせ型だったから、自分と同じような境遇のため、これから話すような様々なことを教えてくれました。

不摂生タイプの糖尿病の場合は、自業自得なのでここまで教えたりはしないと言っていました。

 

ここで、師匠から教わったことを一部まとめてみます。

  • インスリン注射はトイレでやらない。
  • 自分の使う薬は理解する。
  • 自己管理ノートではなく、スマホアプリで血糖測定を管理する。
  • インスリンや注射針、計測チップなどの携帯方法。
  • この病院の通院時におすすめの薬局(大学病院近くは激込みなので)

などなど、キリがありません。

 

ひとつひとつ解説しても良いのですが、とりあえずここでは僕の重要だと思うことを一つだけ。

  • インスリン注射はトイレでやらない。

僕も先入観で刷り込まれていたのです。

特に外食などの際に、食事の席で注射をする場合に周りに迷惑になると思い、トイレなど個室で注射をしたほうが良い。

・・・と勝手に思い込んでいました

僕が師匠にトイレで隠れて(人目を避けて)注射したほうが良いか聞いたところ

 

「なぜ、君が隠れる必要があるのか?やましいことなどあるのか?」

そして、さらに師匠は、

「トイレで注射するのは、感染症(綺麗な環境ではないでしょ?)のリスクが高い、トイレのドアノブを触ったりするだろう? なぜ自分から感染症のリスクを高める必要があるんだ?」

「堂々と注射をしなさい。ただ、周りに注射が苦手な人や気にする人はいるだろうから、自分の病気のことをしっかりと伝えたり、説明したり、そういうところに気を使う必要はあるよ。」

この言葉で僕は、糖尿病に引け目を感じたり、隠すことのないことなんだと考え方が変わりました。

 

このようなことを師匠からたくさん学んだことで、僕は糖尿病をオープンにして引け目を感じずに生きることができています。

もういっそ、自分の糖尿病をネタにしているくらいにしています。僕はそれくらいがちょうど良いと思っています。

ただし、誰かれかまわず自分が病気だと伝えるわけではないですけどね。

 

師匠のはなしは、たくさんしたいのですが、お正月の話も忘れてはいけませんでした。

ということで、はいこちらをどうぞ!

f:id:tonyoboy:20200823002820j:plain

おせちですねー。豪華でしょ。すごいでしょ。

だから、病院で過ごすお正月だって、幸せだもんね!(^^♪

ま、この後は食前に打ったインスリン5単位で、もはや恒例の低血糖になるんですけどねー。

 

ってことで、今回はこの辺にしておこうかと思います。

今回は写真を載せるのに初挑戦。

色々ブログの機能を充実させるように頑張ります。

また、次回もよろしくお願いいたします。

*******************************

次回は、こんどこそ、怒涛の検査ラッシュの話ができたら良いなと思っています。

この流れ何回目だろう。計画性のない男ですね。

それでは!!